続きー西村寿子さんの感想

大学生は、就職や進路を考えた時、これからどう生きるのかロールモデルを探しています。ですから、作品に登場する6人の生き方、しかも、社会と繋がって生きる生き方に、深く共感を持つことができるようです。

 

 

 学生たちの感想を見ると、この作品は、大学の「ジェンダー論」「人権教育論」、キャリアを考える授業など、さまざまな場で十分に使えると思いました。一つの大学では、エンドウさんと私が学生たちの話し合いに入っていきましたが、学生たちは、積極的に質問を投げかけたり意見を言ってくれました。多くの大学や高校で使っていただける機会があれば、若い人たちが人生や挑戦について、前向きに考えることができると思います。

 そして、心身ともに疲弊していた私は、作品が完成するにつれてどんどん回復し、いま、次の一歩を踏み出そうとしています。

(コーディネーター 西村寿子)